人生の、転機。

人生の転機というのは、突然訪れる。

引越しはもともと人生設計の中にはあったが、最短で2年後、6年後・・とやんわりとした計画だった。それも、できたらいいなぁ、といった理想だけ想像してネットで検索する程度のやつ。そのやんわりとした理想が一気に現実になったのが2月の中学受験を終えてのことだった。家から通いやすい場所にあった第一志望校の入学がかなわず、事前にたくさん学校見学をした中で気に入った、母の心の第一志望校への入学が決まった。男女を分け隔てることなく、部活の盛んなバランスのよい学校、かつ授業料の負担が少なそうなところ!住んでいた場所が将来的にもいろいろ不便だったので、第一志望がかなわなかったら引越しすればいいじゃん〜!なんて無計画なノリがそこにあったことと、母の志望校への想いが強く届いてしまったのは息子には申し訳なかったが、結果的に自分を強力に突き動かす結果となった。

2月から5月の3ヶ月間は、怒涛の日々。二人の子どもを連れての引越しは、もんのすごく大変だった。転居の手続きを進めながら、息子の卒業式・入学式の裏で、妹の保育園退園・保育園見学・保育園手続き、療育園退園・療育探し・児童発達支援見学・利用手続き。旧自治体と新自治体の保育課・障害福祉・こども家庭科をそれはもう、行ったり来たり行ったり来たり。4月の引っ越しなので窓口は2時間待ち。私は更に、それらをしながら新居を購入・家を売却した。銀行さんと不動産屋さんと契約しまくった。3月あたりの私を絵に描くならば、決断力って書いてあるハチマキを頭に巻いておいてほしい。引越しは高額な4月上旬が過ぎた頃、ヘトヘトで老けまくった私の最後の力を振り絞って、青筋をたてながらの片付け作業と共に無事に終えることができた。手伝うよ、と声をかけてくれた家族や友人もいたが、そんな余裕もなかった。そこからすぐに保育園の決定通知待ちの娘と、児童発達支援に毎日のように親子通所しまくり、5月からの親子分離が認められ、5月からの保育園も決まった。家の売却も早々と決まりそうな気配。

やっと、やっと、時間を手にすることができた。

本日、久しぶりの作品を仕上げて撮影するまでをこなせた。泣けるっ

じぶんの時間・・しごとできる・・

今、なにもかもがとても輝かしくワクワク胸が弾むような気分です。

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この記事を書いた人

花とレザー、贈り物装具店。店主
兼prikish作家

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